音読とは「声を出して読む」こと。朗読が(本来の意味は「声を出して読む」ことですが、現在はそこから発展して)表現行為なのに対して、音読は表現力も読解力も発音技術も必要としない、ただ声を出して文章を読むこととして、ここでは定義しています。
ひらがなを読める人なら誰でも、どんな難しい文章であっても漢字にふりがなを振れば音読できます。5歳の子も「論語」を音読することはできます。
つまり、難しく考えず、とにかく「書いてあるものを声を出して読む」。
それだけで、変化が起こります。
年齢や体力に応じて幅広く対応でき、始めるに易く、やるとやらないでは大違いの楽しさを秘めた「音読」は、心の持ち方を安定させ、心身の健康を自分で作る、シンプルなツールなのです。
心身の不調はストレスや不安から起こることが多いといわれています。
人は大脳、とくに前頭葉が発達したために、「いま・ここ」の自分の身体や事象から離れて、さまざまに思いめぐらしたり、不必要に思い悩むことをします。過去に起こったできごとや下向きの感情をいつまでも頭のなかで反芻したり、まだ起こってもいないことを想像しては先回りして心配したり、といったことです。そのために不安のスパイラルに陥り、放っておくと不安はどんどん黒い雲となって私たちを覆い、ものごとを不透明にします。
ここから抜けだすには、「いま・ここ」に意識を向けることがもっとも効果的です。
マインドフルネス、気づき、プレゼンスなど、いろいろなキーワードがあります。またその方法も瞑想、グラウンディング、心理カウンセリング、音楽を使った方法など、さまざまにあります。
そのなかでも「音読ケア」はとくに効果的であり、また一度習得すればひとりでもやれるようになることが特徴です。心身の不調を感じたときには、いつでも、どこでも、ひとりでセルフケアとしての音読ケアをおこなえます。
音読ケアでは、自分の声を使いますが、言葉は自分のものは使いません。そこが特徴です。書かれている文字を、声を出して読みあげる。いわば、自分の外側にあるものを、いったん自分の中に取りいれ、ふたたび外に向かって出す、という動きです。
この動きのなかで、自分の声と身体のつながりを意識してもらいます。また、自分の身体と外側の世界の対比にも眼を向けてもらいます。そうすることで、意識が「いまここ」の自分や事象に確実に向かい、不安が減少し、また副交感神経が優位に働くことで、心の落ち着きと身体の調子を取りもどしていきます。
音読ケアによる対面セッションを実施しています。
自覚している人にはその解決法を、自覚はないが不安のある人にはその問題の洗い出しと対応を、エチュードを通じて見つけていきます。
初めての方には、まず20分間の無料カウンセリングをおこないます。
20分後、続けるかお訊ねします。そこでおやめになるか、続けるかをお選びください。
続けることを選ばれた方には、さらに30分(合計50分)のセッションをおこないます。
セッションご希望の方は申込フォーム、または
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まで、ご希望の日時等をご連絡ください。
音読ケアのセミナー/講演をいたします。
「音読・群読エチュード」の著者・水城ゆうが、悩みに沈み、日常生活を鬱々と過ごす現代人に、「音読」をツールとするセラピーを伝授。
やりかたがわかれば、あなた自身の声と、身の回りのあらゆるテキストが、癒しの道具になってくれます。
人数他条件については柔軟に対応します。お気軽にご相談ください。
現代朗読協会代表の水城ゆうの新刊『音読・群読エチュード』には、音読ケアでも使われているエチュード(身体と声を使った動き)から易しいものを中心に掲載しています。
この本を使って、音読ケアを「ちょっと試してみる」ことができるでしょう。
とくに、震災や原発事故やその報道、それを不安に思う大人の影響を受けて不安定になっている子どものメンタルケアは一刻を争います。
音読指導書という体裁をとっていますが、臨床心理士によれば、エチュードの実践がメンタルケアになるとのことです。
本を見ながらすぐに実践できます。なお、子どもたちには無理強いさせず、遊びの延長として誘ってあげてみてください。