
なぜ、注目されているのでしょうか。
諸外国に比べ、日本ではオーディオブックの普及が著しく遅れています。
さまざまな理由はありますが、いずれ必ず大きなマーケットになることが予測されており、またデバイスなど環境は整ってきています。
さらに、オーディオブックマーケットが大きく成長する要因があります。
オーディオブックには紙の本のように「絶版」はありません。
一度作ってしまえば、たとえほとんど売れなくても、サーバーがなくならない限りコンテンツは存在しつづけるのです。つまり「店頭に置かれ続ける」(ロングテールビジネス)のです。
オーディオブックは「音だけだから」気軽にだれでも作れると思われているようです。
実際、アマチュア朗読者や、プロの声優やナレーターが自宅で録音したものをネットで配信しているケースが多数あります。
が、それらのコンテンツはさまざまな意味で「劣悪なクオリティ」であることを、専門家は知っています。
オーディオブックの収録・制作にあたっては、クオリティ維持のための技術と専門知識が必要なのです。
とはいえ、昨今の急速なイノベーションの恩恵を受け、一企業、一個人レベルでも充分にクオリティを確保できる環境(ハード面)を整えることができます。
1. 音質 サウンドクオリティ。機材に左右される。
2. 仕上げ マスタリング。技術に左右される。
3. 表現 朗読者の技能や読解力に左右される。
アイ文庫はこのすべてにおいて業界のトップランナーとして評価を得ています。
しかし、これ以上に重要なのが、ソフト面、なかでも人材育成です。
人材育成においても、アイ文庫は大きなアドバンテージを持っています。
オーディオブックは現在、音楽配信サイトでPC向けにダウンロード販売されているものが中心です。
このほかに、従来からのCDやカセットテープによる販売(通信販売含む)があります。
AmazonのKindle、AppleのiPhone、さらにはiPad、そしてAndroidやタッチパッド型コンピューターの普及により、オーディオブックはさまざまな媒体へと広がり、またコンテンツの形態もダウンロード型からアプリ型、マルチメディア型などに変化していくことが予想されます。
そうした未来を見越して、しっかりしたクオリティの音声ファイルを最初に制作しておくことが必要であることはいうまでもありません。
すでに、オーディオブックに活路を見出そうとしている活字出版社も出てきていますが、自社で収録・制作できることが大きな強みを発揮することは、想像に難くありません。
